2012年06月30日

第1回 都市農山村交流居住コーディネート情報交換会 豊田市農山村での取組み事例

6月29日(金)豊田市職員会館で第1回目が行われました。

今回は豊田市の農山村での市民の取組み事例ということで
12の団体の方から、自分たちの活動についての発表が行われました。


1. とよた都市農山村交流ネットワーク 鈴木正晴
 平成20年12月10日設立
 単なる交流でなく、定住に結び付け、過疎を克服したい。
*主な事業
 *セカンドスクール 平成18年から実施
  親も先生もいない中、子どもが自分で考えて行動することができる貴重な機会
 *旭地域会の活動(旧5町村に地域会あり)
  活動を通じて、旭に来てくれるリピーターが増えた、また旭の地域内の交流が
  進んだ。

2. M-easy 戸田友介
 2009年9月から2012年3月まで「日本再発進。若者よ田舎をめざそうプロジェク
 ト」を実施。事業終了後も7名の若者が旭に定住。最大の危機は2010年夏、
 共同生活のトラブル、農産物が思うようにできないなど難しい状況になった。
 それを克服できたのは地域の人たちから、目にみえないものをたくさんもらい、
 地域に恩返ししたいという気持ちが生まれたこと。

3. グリーンママン 宇角
 朝市は松本自然農園を応援したいという気持ちから始まった。
 今年5周年を迎えた。いつも出店してくださるのは、M-easy、西村自然農園、
 松本自然農園さん。課題としてあったのは加工食品はよく売れるが、野菜がなか
 なか売れないということ。豊田は他に産直で安い野菜がたくさんあったので。
 そこで、通信をつくり、農業のことを伝えるようにした、また冬には保存食や料理
 教室を行い、野菜の使い方を伝えるようになった。また毎週火曜日定期的に朝市
 をするようになった。そこで野菜も売れるようになり、またいろんな交流の場となっ
 ている。

4. アグロ・プエルタ 水野
 まちなかで畑づくりをしている。春に種まきイベントを実施。事務局のメンバーが
 野菜の手入れをして、普通のメンバーは来たいときに来る。はじめは気軽に関わ
 ってほしいという思いから。

5.NPOエコ人プロジェクト 坂本竜児
 2009年3月に登記。豊田市環境学習施設eco-Tの運営を行っている。
 3年目になります。
 さまざまな活動を通じて「エコライフとよた」を啓発している。
 最近は、活動者を増やす取り組みや豊田氏の魅力を発信し、
 伝える取り組みに関心がある。

6. 新盛里山耕流塾 鈴木智
 事業のきっかけは、我々親の世代の里山はきれいだったのに、今は荒れている。
 ということは自分たちが荒らしたということ。子どもの頃の美しい里山を再生し、
 子どもの世代に引き継ぎたいという思い。
 新盛の人たち35名が実行委員になっている。
  ・市民農園コース
  ・里山文化コース(地産地消を目指して)
  ・そばつくりコース
  ・里山楽コース(すげの笠づくりなど)
  ・自然エネルギーコース(炭焼き、マイクロ水力発電、バイオガス講座)
  ・山遊びコース(竹の伐採、生物観察)
 定住対策に結び付けていきたい。今のところ、4家族が定住してくれた。

7. 豊森なりわい塾 澁澤寿一
 トヨタ自動車がお金をだし、NPO法人地域の未来・志援センターが企画し、豊田
 市の協力を得ながら運営している。
 中山間地域から人を吸い上げてきたトヨタが社会貢献のためにやっている。
 中山間地域でなりわいをできる人を作ろうということではじまった。まずは村の世
 界がどういうものか、聞き書きを行った。次に月ごとにテーマを決めて、1日講座
 +1日フィールドワークという形で行っている。
 初年度はいろいろな地域を回った。次年度の講座は旭を中心に活動を行ってい
 る。町の人がムラ社会にはいるためのノウハウがだいぶたまってきた。

8. 千年持続学校 高野雅夫
 2011年9月〜2013年4月の予定で、旭の太田で「住まいづくり講座」を実施し
 ている。受講料5万円×20人=100万の予算で家をつくる。受講生の中から
 1家族がこの家に移住することになる。しかし、待ちきれずにすでに3世帯(7名)
 が移住してきている。もうすぐ1世帯移住する予定で来年の4月までにはすでに
 3世帯移住予定であわせて7世帯、21名が移住する予定というすごいことが
 起こっている。
 田舎暮らしをしたいけど、どうしたらいいかわからなかった人たちが、毎月通って
 くることで、ムラのこともわかり、知り合いもできて、ハードルがぐっと下がったこと
 が理由。

9. 矢作川水系森林ボランティア協議会 丹羽健司
 自分たちが訴えている相手は、山主さん、森林ボランティアの皆さん、山仕事の
 プロ達です。山主さんの気持ちを変えないと山が変わらないと思っています。現
 在加盟している団体は14団体です。かなりレベルが高くないと入れません。
 伐木、森林調査、出伐ができることが条件です。
 串原で現在、古民家をリフォームし、7haの理想の森づくりを行っています。
 水車での発電も行っています。

10.とよた森林学校OB会 山本薫久
 はじめは森林塾が森林学校となり、そのOB、卒業生たちが団体を作っている。
 山仕事だけでなく、森林学校の森林観察の卒業生たちがもりもり会を作って
 いる。森林学校のカリキュラムとしては間伐技術ステップアップ講座がなくなった
 が、OB会で自主運営している。

11.森の健康診断 洲崎燈子
 2005年から年に1回行っている。10回で終わる予定。これは素人でもできる。
 使う道具は100均でも揃えられるということで、誰でもできる。またこの事業自体
 では健康診断までだけを行い、その先はしない。成果は豊田市の定めた間伐目
 標面積に反映されているだけでなく、参加した一般市民に自然観察と交流を楽し
 みながら易しい手法で調査を行い、人工林の実態を科学的に知ることの充実感
 と達成感をもたらす。

12.旭 木の駅プロジェクト 西川早人
 軽トラ2杯(1トン)で6000円を出材した人に支払う。今まではこのうち3000円は
 業者がチップ用に使うことで支払い、残り3000円はNPOスローライフセンター
 が補助金を使って払ってきた。6000円は現金ではなく、モリ券-旭地区のお店
 でしか使えない地域通貨-で払っている。今までに3回行ったが、3回目になり、
 出す人が増え、お金が足りなくなりツケになっている。一番モリ券が使われたの
 は森林組合。木を切るのにいいチェンソーなどが買われた。またこれによって、 
 旭の人自身が旭の商店街をあまり使っていなかったことが発覚した。
 これから第4回目を行う予定だが、残りの3千円は豊田市からの負担金といろい
 ろな寄付でまかなっていく予定である。

今回の行政側の参加者
 支所 小原 旭 足助
 市役所 地域振興課 農政課 企画課

この情報交換会の源は千年委員会です。月1回いろんな団体の人が集まって情報交換を行っており、連携や困っていることで助け合っていまする。夜の7時から9時から会議を行っているがそれは予備会議みたいなもので、そのあとの飲み会が本会議です。ぜひ、有効に活用していただきたいです。
posted by くまくま at 19:53| Comment(0) | 定住促進

2012年06月29日

都市農山村交流居住コーディネート情報交換会

 今年度、農山村への定住支援のために、農山村地域支援の情報収集、農山村資源と取組み、展望についての情報共有を行うため、豊田市の関係部局、有識者、実践で活動している人たちが集まって、情報交換会を行うことになりました。

第1回 6月29日(金) テーマ 豊田市農山村での取組み事例・市民の動き
  内容はこちら

第2回  8月3日(金) テーマ 定住施策について
  内容はこちら

第3回 8月29日(水) テーマ 地域づくり−旭木の駅プロジェクト−
  内容はこちら

第4回 9月20日(木) テーマ これからの年農山村交流居住・農山村再生コーディネートについて
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posted by くまくま at 19:29| Comment(0) | 定住促進